初夏の文人茶会~煎茶を嗜む~開催しました!
初めての試みである煎茶会が無事終了しました。
幕末から明治にかけて文人と呼ばれる人たちの間で流行した煎茶
型にとらわれない自由なお茶を愉しんでいた文人たちに思いを馳せた茶会を行いました。
古材の森の座敷は庭に面して開放感があるので煎茶にはピッタリ!講師は京都出身で糸島在住のMaya Emiola Nagaokaさんで、参加者の皆さん、初めて見る所作に興味津々でした。
八女と水俣の二種類のお茶を二煎出してもらいました。水は、糸島の雉琴から汲んできた湧き水。
夕方から夜に移り変わるお庭を眺め、文人たちと同じようにそれぞれ持ち寄った道具を鑑賞しての楽しい茶会となりました。
昨日の煎茶会に参加して感じたことは、忙しい日常の中に少しでも非日常空間を創ること。ただただ生きるために行なっている日常だけでなく、愉しみや感性を感じる事ができる空間に身を置く事で、生きるために必要なクリエイティブな発想が生まれるはず。人間に美が必要なのはこういう事なのだと思いました。
忙しい日常の中で、この時間は非日常の空間。 日々の自分を見つめるために、こんな時間が大事ですね。
また8月頃に開催の予定です。
揮毫席も設けました
香を焚いて部屋を清めました。床の間には糸島の画家 宮田ちひろさんの絵を